2010年07月05日

アンナと過ごした4日間

ぐりーんです。ども。

第16回宮崎映画祭、
始まって数日経ってしまいましたが、

実は、まだご紹介していない映画が何本か…

その一本が、これです。

「アンナと過ごした4日間」




この画像、映画の前半〜中盤のあるシーンなのですが、
もう美しくって

すでに昨日、映画祭では初上映をしてしまっているのですが、
その時のお客様から、

「このシーンだけは、絵画のようで奇麗でした」
とのお言葉をいただきました。

「だけは」っていうのが、気になりますが

曇り空の下、決して順風満帆ではない
主人公が歩いています。
そして一瞬だけ雲間が切れ、青空と、
暖かな日差しが


パンフレットの表紙にもなっているこの画像、
だけでも、この映画の監督
イエジー・スコリモフスキ

ポーランド出身の方なのですが、
実はもうすでに大御所なんです。


そして、この監督の作品が公開されるのは、
宮崎では、1971年の「早春」以来、となります。

俳優として映画出演もしており、
最近では「イースタン・プロミス」
(ヴィゴ・モーテンセン主演、クローネンバーグ監督)で
ポーランド移民のレストランオーナーに扮していました。


この15年ほど新作を撮っていなかったのですが、
2009年の東京国際映画祭で紹介されるや否や、
各地で旧作のリバイバル公演が


衝撃だったんですねぇ…


ぐりーん、この人のことは全然知らなかったんですが、
たまたま昔の作品を観ることができ、
またこの「アンナと過ごした4日間」を、
映画祭でご紹介するにあたって、

この映画の持つ魅力に、ちょっと戸惑っています。


この画像はもちろんそうなのですが・・・

ポーランドのアート系の監督が撮られたと言うことで
「ちょっと難しそう」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

うーん・・・確かに、少しごちゃつくかも。

というのも、主人公の記憶を辿る映画なんですよね・・・

しかも、レイプ事件を目撃し、その被害者の女性に
恋をしてしまった主人公の、錯綜した記憶なんです。

でも、この主人公の切なさ、というような、
「感情」はとても伝わってくるのです。


あまり書くと、ますます映画から離れていきそうです。
もしお時間がありましたら、まずは観て頂いて、
いろんな感想を聞いてみたいと思っています。


「アンナと過ごした4日間」
この後、映画祭では

 本日(7月6日(火)) 15:40〜17:15
 明後日(7月8日(木)) 13:40〜15:15

の2回、上映を致します。

皆様のご来場をお待ちしております。
 


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Posted by mffスタッフ at 22:57 | Comments(0) | 映画祭関連
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