2011年05月21日
天安門、恋人たち ロウ・イエ監督特集1
ぐりーんですども。
上映作品のご紹介、今回は
「天安門、恋人たち」 です。

(C) LAUREL FILMS/DREAM FACTORY/ROSEM FILMS/FANTASY PICTURES 2006
<ストーリー>
80年代後半の中国、北朝鮮との国境の町から大学進学で北京にやってきたユー・ホン(左)は、
友人からチョウ・ウェイ(右)を紹介され、恋に堕ちる。
激しく愛しあいながらもすれ違っていく二人は、天安門事件を境に別々の道を辿り、
10年後、再会の時を迎える。

(C) LAUREL FILMS/DREAM FACTORY/ROSEM FILMS/FANTASY PICTURES 2006
主人公の彼女にとって、これが初恋という訳でもないんですが、、、
10代後半のなんとも言えなさ、酸っぱい感じ、訳のわからないひたむきさ、貪欲さ
その混沌を画面全体から浴びる事のできる、貴重な映画です。
そして、独特の時代感覚。
「天安門事件」という、中国でタブー視されている事件を背景にし、
R18指定を受けるほどの性描写を敢えて行ったことには、絶対に何か意味があるハズ。
実は、この映画を始めて観て以来(2008年でした)、ずっと上記2点と
80年代後半の中国と、この映画で描かれていることの関係をどう受け止めていいか迷ってたんですが
映画祭でご紹介させていただくに当たっていろんな人の話を聞き、
なんとなく整理がつきました。
ヒントは、日本の60年代、にあるようです。

(C) LAUREL FILMS/DREAM FACTORY/ROSEM FILMS/FANTASY PICTURES 2006
観る人によっては、不快かもしれません。
主人公たちの行動は、非常に煮え切らない、性行為に流れっぱなしの恋愛、とも受け止められるので・・・
でも、ダラダラした恋愛を一欠片も肯定してないあたり、
そして「天安門事件」当時をかなり忠実に再現して描いているあたりは、
相当、硬派な映画と言っていいでしょう。
天安門関係なく、高校時代、学生時代の混乱に覚えのある方には、
深く共感していただける、(とはいかないまでも、どうにも記憶に留まってしまうような)
青春映画の傑作ではないでしょうか。
上映日時は
7月4日(月)午後7時50分〜
7月6日(水)午後5時半〜
の2回です。
上映作品のご紹介、今回は
「天安門、恋人たち」 です。

(C) LAUREL FILMS/DREAM FACTORY/ROSEM FILMS/FANTASY PICTURES 2006
<ストーリー>
80年代後半の中国、北朝鮮との国境の町から大学進学で北京にやってきたユー・ホン(左)は、
友人からチョウ・ウェイ(右)を紹介され、恋に堕ちる。
激しく愛しあいながらもすれ違っていく二人は、天安門事件を境に別々の道を辿り、
10年後、再会の時を迎える。

(C) LAUREL FILMS/DREAM FACTORY/ROSEM FILMS/FANTASY PICTURES 2006
主人公の彼女にとって、これが初恋という訳でもないんですが、、、
10代後半のなんとも言えなさ、酸っぱい感じ、訳のわからないひたむきさ、貪欲さ
その混沌を画面全体から浴びる事のできる、貴重な映画です。
そして、独特の時代感覚。
「天安門事件」という、中国でタブー視されている事件を背景にし、
R18指定を受けるほどの性描写を敢えて行ったことには、絶対に何か意味があるハズ。
実は、この映画を始めて観て以来(2008年でした)、ずっと上記2点と
80年代後半の中国と、この映画で描かれていることの関係をどう受け止めていいか迷ってたんですが
映画祭でご紹介させていただくに当たっていろんな人の話を聞き、
なんとなく整理がつきました。
ヒントは、日本の60年代、にあるようです。

(C) LAUREL FILMS/DREAM FACTORY/ROSEM FILMS/FANTASY PICTURES 2006
観る人によっては、不快かもしれません。
主人公たちの行動は、非常に煮え切らない、性行為に流れっぱなしの恋愛、とも受け止められるので・・・

でも、ダラダラした恋愛を一欠片も肯定してないあたり、
そして「天安門事件」当時をかなり忠実に再現して描いているあたりは、
相当、硬派な映画と言っていいでしょう。
天安門関係なく、高校時代、学生時代の混乱に覚えのある方には、
深く共感していただける、(とはいかないまでも、どうにも記憶に留まってしまうような)
青春映画の傑作ではないでしょうか。
上映日時は
7月4日(月)午後7時50分〜
7月6日(水)午後5時半〜
の2回です。
Posted by mffスタッフ at 00:54 | Comments(0) | 上映作品