2011年06月06日

カティンの森

どうも、ぶるぅです。
先日より怒涛の作品紹介ラッシュですね。
皆さん突っ込む暇も、コメントする間も無いのでは、なんて思ってみたり。
それ以外に関係者以外に観てる人っているのかしら・・・なんて不安がよぎったり・・・

そんなことないよね!みんな待ってくれてるよね!よね!

ということで、今回ご紹介する作品はコチラ

カティンの森


構想50年、制作に17年というとんでもない歳月をかけて製作された本作。
アンジェイ・ワイダ監督も撮影時になんと御歳80歳である。

~~~~
ポーランド侵攻により幕を開けた第二次世界大戦。
ポーランドはソ連とドイツに分割統治され、人々は両軍から逃げる日々となった。

そんな中、ポーランド軍の将校たちはソ連軍に大量捕縛され、教会へと収容される。
きっと助け出される、と信じる家族達の願いも空しく、ソ連領となったカティンの森において、後に大量虐殺された死体が発見された。

ドイツ軍はソ連の仕業である、と糾弾。
しかし大戦終了後に、カティンの森事件は、敗戦国となったドイツの仕業である、とソ連が反論。

以降、事件について語ることはタブーとされ、
血塗られた歴史は蓋を被せられ、遺族をはじめ生き残った関係者たちにとって
苦渋を舐めるような日々の始まりとなった。
~~~~

どっちがやったのか?という答えが出されるのは、
戦争が終結して50年も経った1990年。

ワイダ監督のお父上もこの事件の被害者。

やったのはドイツか、ソ連か。
それももちろんですが、事件の陰で家族達はどのような境遇を強いられたか、
真実を語るのにこんなに多くの歳月をかけねばならなかったことに対する悔しさが、
作品からにじみ出ます。

ただオートマティックに、順番に殺していく様は
1人の人間の命としてではなく、「数を稼ぐように」尊厳のかけらもなく
殺されたのだという事実を伝えてきます。



重さ、暗さでいうと、本年の映画祭の中で再重量級の本作。
上映日程は↓

1.7月3日(15:00~17:02)
2.7月5日(12:30~14:32)
3.7月7日(17:00~19:02)

の3回となります。
是非、お見逃しの無いよう、よろしくお願いします!



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Posted by mffスタッフ at 19:00 | Comments(0) | 上映作品
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